良いものを鑑賞した時に、自分の事情がとても些末に思えてくる瞬間があります。
自分のことは、正常な判断を下すのが難しいんです。感情が大きく左右するので。
興味の対象が他に移る時に初めて、自意識はそんなにおおごとじゃないんだと。
そこで初めて自らを、自らを取り巻く現実を冷静な観点で俯瞰することができるのです。
今日から『Harmonia』再開です。
通勤中に虚ノ少女REに付属していた『流し雛の邂逅』を読みました。
電車の中で泣きそうになりました。
葛藤や苦しみを詳らかに描いてくれたからこそラストシーンが胸に響きましたね。
苦しい境遇の中で真っ直ぐ生きていた冬見さんの生き様を見習いたいものです。
最近、偶然にも親子愛の話に触れる機会が多いですが。
恋愛なんかよりも好きかもしれません。
もう、何度見ても大好きなんですよね。
僅かな期間で沢山の大切な思い出に出逢っています。
これからの素晴らしい出逢いも、今までの思い出に触れるのも楽しみです。
まだまだ死ぬことは出来そうにないですね。