今日もハルカの国をプレイしています。
感想ブログを更新しました。
星霜編まで終わったので一旦はプレイ終了となりますが、
今後続編があるためこのプレイ記も閉じずに置いておきます。
せっかくなので、少しだけ振り返って感想ブログには書いていなかった部分に触れていきたいと思います。
一貫して保たれていたのは「ハルカの絶対性」でした。
主人公・ユキカゼを中心に五木やおトラ、クリ等が様々な挫折にぶつかりますが、
ハルカの悠然が崩れることはありません。ユキカゼが大きな信頼を寄せるように、
読者もまたハルカに対して多大な信頼を寄せられるのです。
物語の軸がしっかりとして、要らぬ不安を呼び寄せない。有り難いです。
ユキカゼが懸命に戦った猪をあっさりと仕留めた場面は痺れました。格好良過ぎます。
劇的なシナリオも魅力ですが、何より根幹を担う「会話」が素晴らしい。
極端な話、お話が盛り上がらなくても面白いんです。わちゃわちゃと話しているだけでも眺めていて楽しい。
魂がキャラクターに吹き込まれているから、自律して行動しているかのような自然さがあるのです。
本当に、そこに居ると思えるキャラクターが人生を紡ぎ出す。
面白くて当たり前なんですよね。間違いなく名作です。完結が楽しみです。