僕がどうしても受け入れられないのが反出生主義です。
生まれてきたことに対して喜びの感情を抱いてはいないし、何度も死にたいと思ったことはありますが、
生まれてこなければよかったとは思わないんですよね。
今から言うことにエビデンスは一切なく感情だけで話しているので既存の理論に反していても怒らないでくださいね(今まで言ったこともそうですが)。
そういう考えの人もいるんだな程度に流し見てください。
まず、生まれた事実は覆せないんです。
そして子が生まれることは祝福すべき事象です。
全員がそうとは限りませんが希望を以て出産に至るはずです。
僕自身がいかに不幸で、なさけない人生を送っているとしても、生命の誕生は喜ばしいことと考えます。
地獄のような人生を歩む可能性はあるしよく知っていますが、本当に幸せな人生を送る可能性だってありますよね?
そういう無限の可能性があるから今日まで生きてこれたんです、僕も。
みっともなく希望に縋り付いて生きていく毎日を送っているんです。
誰が見てもゴミクズだと断じるような人生にだって、嬉しいとか楽しいとか感じる瞬間が確かに存在します。
それなのに、始まる前から否定するって悲しすぎませんかね?
某ゲームで世界を敵に回してしまう人生を送ることが濃厚となった自らの子を殺してしまう結末があるのですが、
何度考えてもそれが受け入れられないです。
子供の幸せを真に考えた結果といわれていますが、
辛いと思ったら自分で死にますよ。抗うと決意したら自分で抗いますよ。
親とかいう第三者が、人の幸福を勝手に定義して終わらせていいはずがない。
始まる前に終わらせるなんて馬鹿げているなと心から思いました。
賢しらぶって人口を減少させていく見覚えのある光景の愚かしい縮図です。
まあ、あとは僕が「絶望に抗う人間の姿」を見るのが大好きってことも大きいんじゃないですかね。
生を肯定していないと抗えないですから。
自らの頭で考えた結果ならば、最終的に生きることは否定してもいいんです。
生きる上ではつらいことが多すぎるので、死にたかったら死ねばいい。
その機会すら与えなくしようというのは暴論です。
せっかく、この世に『生』があるのだから、生きてから死なないともったいないと思います。
やがて生きるか自殺するかの選択肢に押しつぶされるとしても、考える機会を奪うべきではない。
生きることを肯定して、生きることと戦え!!!!